説明
GEVREY CHAMBERTIN
ジュヴレ シャンベルタン
「良いワインは良い葡萄から」という哲学でワイン造りをしています。
小さな区画や特に古木の畑は葡萄の根が地中に広く張り巡らされている為、
トラクターで根を傷つけたり、トラクターの重みで土を固くしてしまったりするので
庭で飼っている牝馬が畑を耕作してくれます。
畑の広さは約3ha。
「La Marie(ラ マリー)」や「Bossière(ボシエール)」など、
複数の区画に分かれています。
樹齢は若木で15年、古木になると70年にもなり、平均35年になります。
収穫された葡萄は温度調節の容易な酒石がびっしり付着している
コンクリートタンクに運ばれ、アルコール醗酵が行われます。
新樽が並んだ地上のカーヴでは最新のヴィンテージのワインのマロラクティック醗酵が行われ、
地下水が壁から染み出ている、砂利が敷き詰められた地下のカーヴではその前年のワインが熟成されています。
新樽60%で熟成。
瓶詰めの際にはフィルターもコラージュも行いませんが、
ワインは非常に透明感があります。
「良いワインは良い葡萄から」という哲学がここからも伺えます。
甘く芳醇なベリー系の香りと果実味。
村名ながら1級畑と同様に標高の高い区画の畑も使用している為、
思わず背筋が伸びるようなミネラル、
直線的で伸びやかな酸味が芳醇な香味に奥深さを与えてくれています。
(2018年2月17日試飲)
当ドメーヌのブルゴーニュ ルージュや
並みの村名クラスを明らかに凌駕する品質です。
収穫前のジュヴレ シャンベルタンの葡萄
レビュー
レビューはまだありません。