説明
2015 MEURSAULT 1ER CRU SANTENOTS
2015 ムルソープルミエ クリュ サントノ
畑はムルソーとヴォルネーの境にあり、
シャルドネ種ならばムルソー、
ピノ ノワールならばヴォルネー
に分類されるという区画です。
泥灰土土壌で約1.05haの広さ。
葡萄の樹齢は約40年です。
ドメーヌの
「偉大なワインは葡萄の収量を制限した収穫から生まれる」
という理念に基づき、
1株につき6房に抑えて凝縮した質の高い葡萄を作っています。
2006年ヴィンテージから毎年25%の割合でビオディナミに移行しており、
2009年ヴィンテージからすべてビオディナミによる造りになりました。
収穫は全て手摘みで除梗も100%行われます。
2006年から醸造方法をかなり変えていて、
昔はステンレスタンクでアルコール醗酵を
行ってから樽に移していましたが、
今はアルコール醗酵から樽を使用をしています。
バトナージュ(攪拌)の回数はかなり少ないです。
酸味がしっかりしていてミネラルも豊富、
オイリーで余韻が長く、
早いうちにも楽しめますし熟成にも耐えられます。
他のムルソーの畑よりも傾斜があるので、
どちらかと言うとピュリニー モンラッシェに近い味わいになります。
飲む時のお薦めグラス
グラス底部が切れ上がった樽型のグラス。
当主からのヴィンテージコメント
2015年の唯一の問題は収穫減だけ。6月中旬から8月初旬まで暑く乾燥して全く雨が降らなった影響で葡萄のジュースが少なくなってしまい、さらに2012～2014年の3年連続の雹害によるストレスで葡萄の実が小さくなってしまった事が原因。葡萄の粒は小さいが凝縮して太陽たっぷりで色調も濃く、さらにフレッシュな酸味も兼ね備えている。2000年代の中では最高ヴィンテージの1つと言っても良いくらい高いレベルの味わいになっている。
レビュー
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