説明
PUR SANG
ピュール サン
その昔、この地方のソーヴィニヨン ブランで造られていたワインは
「PUR SANG ピュール サン」と呼ばれており、
ディディエ氏は歴史を重んじる意味でこのワインにその名を付けました。
粘土シレックス土壌で畑は醸造所から5km離れた所にある1区画の葡萄のみ使われます。
シレックス(火打石)の大きさが小さく、
雨が浸透しやすいので平均樹齢25年の木には繊細な葡萄ができます。
土壌と環境を尊重し、父の故ディディエ氏が1989年から続けてきたビオディナミを引き継いでいます。
畑の区画によっては馬で耕作を行い、出来る限り機械は使わないような栽培方法が採られています。
葡萄は畑で選別作業を行いながら手摘みで収穫されます。
醸造所の2階にある除梗機で100%除梗。
1階にある空圧式圧搾機でプレスし、地下のタンクへ葡萄果汁が運ばれます。
この間の葡萄の移送はすべて重力によって行われます。
そして醗酵前に果汁を冷やし、不純物を取り除くための澱引きを密に行います。
樽でのアルコール醗酵には純正培養酵母が使われ、新樽と1~3年樽をそれぞれ25%ずつ使用。
樽の種類も特注のシガールと呼ばれる300ℓの樽とドゥミ ムイと呼ばれる600ℓの樽を主に使用し、
澱に触れる面積の違いによって味わいにも違いが出るようにしています。
12ヵ月の醗酵、熟成後にステンレスタンクでアサンブラージュをしてさらに8ヵ月熟成させます。
パイナップルを連想させる果実味、辛口で酸が豊富、ミネラルもあり繊細な味わいです。
飲む時のお薦めグラス
グラス底部が丸い風船型のグラス。
粘土シレックス土壌のピュール サンの畑
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